摂食障害を克服したい人へ、私の克服までのきっかけ。

「食べちゃいけない。」「細くなりたい。」

食べるという行為との戦いの日々に苦しんだ2年間。

20歳の時に始めたダイエットがエスカレートし、摂食障害になりました。

私の場合は、過食嘔吐や食への異常なこだわりが主な症状。

摂食障害は約2年続きましたが、今は克服し昔よりもさらに食いしん坊なアラサー女子に。

毎日食べることばかり考えているのは、今も昔も一緒だけど中身は全く別物。

昔は、「あれを食べたら◯Kcalだから、これは食べてはいけない」

今は、「あれも食べたい、これも食べたい。あ〜楽しみ。」

といった感じ。

「痩せると食べるの戦いの毎日」から「食べることが幸せな毎日」へと変わりました。

今日は、そんな私が摂食障害を克服した体験談を紹介したいと思います。

摂食障害を克服した方法

まず初めに摂食障害は、風邪やインフルエンザのように誰にでも同じ薬が効くというものではないと思う。

摂食障害とはどんな病気?と言われても、症状も人それぞれ。

そのため克服する方法も期間も、人それぞれ。

だから、私が摂食障害から克服した方法・きっかけとなったものが、今読んでくださっている方に当てはまるかは分かりません。

でも摂食障害で苦しんでいるあなたにとって、少しでも参考になったり、克服する道へのきっかけとなれたら嬉しいです。

自分のことを否定せずに肯定してあげる。

私は、いつも自分に厳しく、そして否定していました。

それを止め、自分を甘やかすこと、というよりは否定じゃなくもっと肯定してあげること。

最終的には、自分自身を好きになること。

これが、摂食障害からの克服へ大いに役立ちました。

私の場合、とにかく「自分よりも細い人=勝っている」という固定観念がありました。

街中で、細い人を見かけると「自分も、あれくらい痩せないと…」と思ってばかり。

克服した今は、きっと同じ人を見ても「私の方がいい体してるんじゃない?」と思えます。

(自意識過剰すぎるのも、あれだけど…笑)

摂食障害だった時期は、

「もっと痩せないといけない」「◯kgであるべき」「◯kg以上になっていけない」

みたいに、〜であるべきっていう考えが強かった

誰に何かを言われたわけでもないのに、常に否定されている気分。

でも、実際に否定していたのは自分自身だった。

まず摂食障害から脱出・克服するためのステップとして、自分で自分を受け入れてあげること。

「こうであるべき!」っていう考えを、「大丈夫、大丈夫」と甘やかす自分になってみる。

  • 私は私のままでいいんだ。
  • 他人と比べる必要なんてない。
  • 太ったからといって、世界は終わるわけではない。
  • 太ることは悪いことではない。

こうやって、否定ではなく常に自分のことを肯定してあげてみてください。

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勇気を出して、本当に食べたいものを食べてみる

太りたくない、痩せたいという気持ちは自分の好物を食べることも許せなくなる。

食べたいもの<太らない食べ物を選んでばかり。

本当はパスタが食べたいのに、糸こんにゃくを食べる。

パン屋さんの美味しい焼きたてパンが食べたいのに、低糖質パンでごまかす。

デザートが食べたい時は、もっぱらカロリーゼロ食品。

こんな感じで、常に太らないための代用品探しをして食べていました。

自分の好物を食べる時といえば、過食嘔吐をする時だけ。

後から吐き出してしまうことを前提にしか食べられない状態。

同じ状況にいる人も多いと思います。

でも、私はある日勇気をだして太るも何も気にせずに大好きなパンを思いっきり好きなだけ食べました。

ゆっくり味わって、本当に食べたいものをちゃんと食べて飲み込んで自分の身体に取り込む。

多くの人にとっては当たり前で簡単なことでも、摂食障害だった私には、すごく勇気がいりました。

でも食べた後、すごく幸せで心が満たされた気持ちでいっぱいに。

「あ〜好きなものを美味しく食べれるって幸せなことなんだな」って実感。

今まで、過食嘔吐でたくさんの食べ物を無駄に、粗末にしていた自分は後ろめたい気持ちに。

今、食べたくても食べられない、我慢しているって人は一度勇気を出して本当に食べたいものを食べみてほしい。

太るとか、カロリーがどうこうよりも「美味しい」「幸せな気持ち」を味わうことで、食事と上手に向き合えるきっかけになれるかもしれません。

厳しいルールを破ってみる

  • 朝と晩の体重測定
  • 60分以上の半身浴
  • 18時間は食べない時間を作る
  • 朝20分のヨガ
  • 毎日腹筋100回
  • ケーキを食べる日は1食抜く

これは、当時の私の中で絶対厳守なルール。

旅行中も、風邪を引いてしんどくても、絶対に絶対に破らずに続けていたルール。

完璧主義な人ほど、自分に厳しいルールを与えがち。

一度破ってしまうと、すべてが崩れてしまうんじゃないかって不安からどんなにしんどくても続けていました。

でもこれも、食べたいものを食べる勇気と同じ。

一度、ルールを破ってみる勇気を出してみてほしい。

「今日は、まぁいいっか〜」くらいな軽い気持ちになってみる。

私は、このルールを破ってみたら心がとっても楽になりました。

別に毎日しないと死ぬわけじゃないし、1日腹筋をサボったからといって太るわけでもない。

もちろんルールを破った1日目はソワソワする気持ち。

体重を何日も測らないなんて、当時の私には不安でたまらない。

でも、ゆっくり一つずつでも厳しいルールを取り払っていく。

これで、心も身体もとっても楽になれました。

「体重が増えたらどうしよう」→「増えたら何か悪いことが起こる?」

「毎日腹筋しないとダメ」→「なんでしないといけないんだろう?」

不安に感じることに対して、自問自答をしてみた結果は「別にやらなくても大丈夫」でした。

こんな風に思えることは、摂食障害で苦しんでいる人にとって決して簡単じゃない。

実際に私もこのように思えなかった。

でも、まずはトライしてみること。

小さな勇気が大きな変化になってくれます。

摂食障害を克服するきっかけは、友達の一言。

誰かの何気ない一言で、考え方や自分の世界が一瞬でいい方向へ、明るく変わることがあります。

それを私は経験しました。

ある日に友達が私に言ってくれたひとこと、これが摂食障害からの克服への大きなきっかけ。

約2年の摂食障害の間、後半は海外に短期留学。

そんな時、語学学校の友達と食事をしている時の会話です。

A君:「今日はたくさん美味しいものを食べたね〜」

私:「うん、いっぱい食べたし最近太ったから痩せないと。」

A君:「なんで?君は、今の君のままでいいんだよ。だって、痩せても太っても君であることは変わりないじゃん!

私は、この一言にすごく救われました。

(彼本人は、私が摂食障害だったことも知らないし、ただの会話のひとつに過ぎないと思っているだろうけど・・笑)

この言葉をかけてもらった瞬間、ずっと自分で自分を縛っていた紐がほどけた感じ。

この日をきっかけに、私は自分を許すこと、肯定することが出来るようになったと思います。

今考えてみると、確かに友達が太ろうが痩せようが自分の好きな友達に変わりないなら嫌いになることも、何か思うこともない。

なんていい言葉をかけてくれたんだって本当に感謝しています。

この時期を境に、少しずつ摂食障害から克服していけました。

摂食障害から克服するために必要なこと

それは、自分を否定しないで甘やかしてあげること。

今の自分でいいんだって思うこと。

ちょっとだけでも自分を好きになること。

本当に食べたいものを食べて、美味しいと感じること。

私にとって、小さな勇気が最終的には大きなパワーになってくれました。

長くなりましたが、ひとりでも多くの人にとって小さな勇気へのきっかけになれれば嬉しいなと思います。

 

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