不動産業、一切未経験で宅建試験に合格しました!
難易度が高いと言われている中、キャリアアップの為としても人気の国家資格でもある宅建試験。
出題範囲が広く、宅建の合格に必要な勉強時間は、一般的に300時間程度と言われています。
そんな宅建試験を独学で一発合格するためには、効率のいい勉強法を知ることが重要。
この記事では、しっかり身につき合格に近づくために、やるべき勉強法を紹介します。
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Contents
宅建合格の為の効率的な勉強法
最初にお伝えすると、
- とにかく過去問をたくさん、繰り返し解く
- 一問一問、丁寧に理解する
この2つを徹底することで、試験本番にもしっかり対応できる宅建の知識が身に付きます。
実は私、宅建試験は2度目で合格。
振り返ると、1度目は勉強時間はかなり取れていたものの、勉強法が間違っていました。
そのため、試験本番に問題用紙を見た瞬間フリーズ(笑)
テキストの内容はしっかり頭に叩きこまれていたのに、問題文に応用できませんでした。
ここで、
過去問を何度も100%理解するまで繰り返し解く
というのが重要だと分かったのです。
2年目は勉強法をガラリと変え、宅建の勉強時間の大半を過去問に費やしたところ、合格ラインの点数を余裕で超える40/50で合格することができました。
では、具体的なやり方を説明していきます。
①一問ずつ過去問を解く
試験本番では、四子択一のマークシート形式です。
過去問題集も同じ形式になっていますが、同じように正解を一問選ぶだけの解き方はNG!!
選択肢の4問全てを、1問ずつ丁寧に解いていく。
これが宅建合格に欠かせない問題集の使い方です。
②正誤だけで終わらせない
1問ずつ解くというやり方で、どんどん問題集を回していきます。
その時に、正解か不正解かだけを見るのではなく
- なぜ正解なのか
- どの部分が間違っているのか
と深掘りして、1問ずつ丁寧に理解を深めていきます。
たとえ正解した問題でも、「なぜ?」「問題文のどの部分が正解の鍵になっているか」まで分かって正解とみなします。
分からないまま次の問題に進まず、解説を読んだり、それでも分からなかったら参考書を読んで理解してから次に進む癖をつけるのが大事です。
③正答率を上げていく
先述したやり方で問題集を何周も回していきます。
その時に、正解した(理由まで分かった上での)問の横に、正解した回数を書き込んでいきます。
(☑︎マークでも正の字でもなんでも)
それが、大体5~10回の正解数になると「この問題は確実に間違えない」という状態になっているはず。
その確信が持てたなら、次から問題集を回す時はその問は飛ばしていきます。
この作業を行いながら回していくと、
解く問題数が減っていく→問題集を回すスピードが上がる
となり、残っていく問題を見て、自分の苦手な部分、いつも間違える箇所が分かっていきます。
(正解した数と確実な理解度は個人差がありますが、私は7回正解したら飛ばしていました。)
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④試験直前に、また一問ずつ解き直す
試験本番が近づいてきたら、また最初に戻って一問ずつ丁寧に解いて問題集を回していきます。
これは、一度クリアしたけど忘れかけている問題も少なからず必ず出てくるからです。
私はこの④の過程の時に、違う色のペンでまた正解した数を記録して、3回以上クリアしたら飛ばすようにしていました。
⑤問題集は最低50周を目標にする
以上のやり方で、試験当日までに50周まわすのを目標に勉強を進めていきましょう。
宅建の試験問題では、権利関係のようにインプットした知識を、またそこから問題文に活用していく問題もあれば、宅建業法はある程度暗記しておけばサクッと解けるものも多いです。
後者のような暗記していれば、すぐに解ける問題を落とすのはとっても勿体無いので、何度も繰り返し解き記憶を定着させていくことが大切です。
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宅建一発合格に必要な参考書・問題集
最後におすすめの参考書と問題集を紹介します。
基本この2冊さえあれば大丈夫。
過去問を解くのがとにかく大切だとお伝えしましたが、もちろん初めて挑戦する方は参考書も必須です。
(また、もっと過去問を解きたい時は、宅建道場というサイトがおすすめ。無料で過去問を公開してくれています。)
毎年、たくさんの参考書や問題集が並びますが、数は極力少なく、一冊をじっくりとやり込む。
これがお金も労力も無駄にしない方法です。
何冊も参考書を買ったところで、逆に混乱してしまうだけ。
おすすめの参考書は、こちら↓
全く知識ゼロ状態でもわかりやすく、文字ばかりではなく図解でもしっかり説明されているので理解しやすかったです。
次におすすめの問題集は、こちら↓
問題集については、こちらに限らず分野別になっているものならお好みで大丈夫。
おすすめは、左ページに問題、右ページに解説の見開きになっているもの。
参考書と同じ出版社に合わせることで、間違えた問題の内容が参考書のどの部分に当たるかリンクしやすいので便利です。
必要な知識をインプットするための参考書と、それを本番の試験にしっかりアウトプットするための分野別問題集。
法改正など行われていることもあるので、必ず最新版を購入することがおすすめです。