『食べたいけど、太りたくない。』
『太るのが怖くて普通に食べられない』
と過食嘔吐を繰り返すと、顔が浮腫む、腫れる、エラが目立つ原因になります。
一時期、無理なダイエットから過食嘔吐を繰り返したことがありますが、その時は例外なく顔だけパンパン。
身体は痩せているのに、エラが目立ち、顔はいつも浮腫んだ状態でした。
ですが、過食嘔吐を止めれば(減らせば)、顔の浮腫みや腫れ、エラの目立ちも改善されていきます。
この記事では、体験談をもとに過食嘔吐による「顔が大きくなった」ことについて書いてみました。
食べないダイエット、ガリガリを目指すことをやめ、健康的なダイエット・食生活を心がけていくと徐々に元に戻ります。
今では、体重は当時よりも増えたにも関わらず、顔がすっきりしたおかげで周りからは「痩せた?」と言われる事が昔より多くなりました。
「過食嘔吐をやめる」というのは、決して簡単なことではないのは経験済み。
でも、少しずつでも減らしていき、最終的にゼロに近づければ過食嘔吐が原因での顔の浮腫みや腫れ、エラが張るという症状は治っていきます。
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過食嘔吐で顔が腫れる・大きくなる原因
- むくみ
- 唾液腺の腫れ
- エラ張り
この3つが主な理由。
写真左は、過食嘔吐を繰り返していた時期の写真。
右は最近の写真で、過食嘔吐をやめてから3年後くらい。
今の方が体重は5kgも増えているにも関わらず、随分すっきりしているのが分かります。
当時の写真を見返すと、全身写真は細いな〜と思うけど顔だけのアップ写真を見ると今より太って見えます。
まず、むくみによって顔がパンパンに。
短時間で大量の食べ物を詰め込む過食は、それだけ多量の塩分や糖質をとることになります。
その結果、体内の水分バランスが崩れ顔がむくんでしまいます。
(お酒の飲み過ぎや、味の濃いものを食べ過ぎて顔がむくむのと一緒。)
これが毎日続けば、当然むくみがとれる時間がないので、常に顔がむくんだ状態に。
それが、顔が大きく見える原因の一つです。
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次に唾液腺の肥大による顔の腫れ。
たくさん食べて、すぐに吐き戻すという行為により唾液が過剰に分泌されます。
その結果、唾液腺が腫れてしまいます。
これが原因で、顎周りのラインがボテッと腫れたようになり顔が大きく見えるのです。
残念ながら、過食嘔吐を続けている限りはこの唾液腺の腫れは中々治りません。
最後に、エラが張ることによって顔が大きく見える現象。
過食嘔吐はダイエットのストレスがきっかけになることが多いです。
そのときは無我夢中で目の前の食べ物を大量に食べ続け、普通の食事の時よりも強く咀嚼しがち。
またいつもより食べる量も多くなり、噛む回数が増えることで余分にエラの筋肉(咬筋)が発達。
顔が四角い形になり大きく見える原因になります。
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過食嘔吐をやめたら、顔も戻る
最初の写真を見てもらっても分かるように、過食嘔吐をやめることができたら自然と元の顔の大きさに戻りました。
過食嘔吐の期間や個人差によって、戻るまでの時間は変わります。
言えるのは過食嘔吐をやめることが一番の解決策。
(小顔矯正や小顔ローラーなどしまくっても、過食嘔吐してたら戻りませんでした。)
ただ、過食嘔吐をやめることは簡単ではないのは経験済み。
でも、辞めたいという気持ちがあるなら
「毎日を二日に一回にする。」「週5回から2回にする。」
と少しずつ減らしていくところから始めて見てはどうでしょうか?
過食嘔吐は顔が腫れたり・大きくなる以前に、身体への負担がとても大きいです。
(私は無月経になったし、メンタルもボロボロになりました。)
自分の身体を否定するんじゃなくて、受け入れてあげることが克服への一番の近道。
「もう十分あなたの体は頑張ったんだから・・!」と甘やかしてあげましょう。
私も克服するのには、時間がかかりました。
でも、今は食べたいものが食べられる、カロリーや時間を気にせず食事を楽しめる毎日に幸せを感じています。
過食嘔吐による顔の変化にお悩みの方に、少しでも参考になれたら嬉しいです。
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